指示計とは
一般的に物理量を計測・演算し、その結果を任意の単位に変換し、表示する機器が「指示計」です。 しかし、「指示計」とひとくちに言っても、用途によって様々な種類の指示計が存在します。 例えば、流量、圧力、回転・速度、温度、電力、時間、個数などなど、何を測定するかで指示計も異なります。 また、入力信号の数や演算方法・種別、出力インターフェースなども指示計を選定する際の重要なポイントです。 ここでは、ユーアイニクスが取り扱っている様々な指示計を、知っているようで意外と知られていない情報などを交えながら、 わかり易くご紹介していきます。
指示計の種類
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瞬時指示計
瞬間量を演算し、表示する機能を有する指示計です。
主にパルス入力信号の周波数から演算し導きます。瞬間流量(L/min、㎥/hなど)や回転数(rpmなど)、速度(m/minなど)等があります。 -
積算指示計
個数や物理量の累積(加算・減算)カウントし、表示する指示計です。
個数(個、台など)、体積・容量(L、㎥など)、質量(kg、tなど)、距離(mなど)等があります。 -
瞬時積算指示計
瞬間流量と累積カウントの両方の演算ができる指示計です。
各数値は両方同時に表示できるものや切換式のものがあります。 -
メータリレー
アナログ計装信号を受けて任意の値を表示する指示計です。
主に圧力(Paなど)や流量(L/minなど)、体積・容量(Lなど)、変位・距離(mなど)等があります。 -
コントローラ
表示だけでなく、インバータやポンプ、バルブ等の制御をおこなう高機能型の指示計です。
モータの回転数や速度、ポンプによる流速などの制御を行います。 -
マスフロー用表示器
マスフローコントローラ(メータ)接続用の指示計です。
流量表示に加え、マスフローコントローラに対し制御や電源供給も可能です。 -
計測器
ユーアイニクスオリジナルの個性あふれる計測機器がラインナップされています。
地震を感知し信号を出力する地震感知器や身の回りの電磁波を測定する電磁波テスターなどがあります。 -
カスタム電源
計測・制御機器の製品開発で培った電源技術を活かした最適な電源を設計・製造します。
トランスから設計しますので多出力やアイソレーションにも柔軟に対応します。